講師プロフィール

二宮 千枝(にのみや ちえ)
着付け講師/テーブルスタイル茶道講師
『matou〜纏う〜』主宰

はじめまして。

着物の着方とテーブル茶道の教室 『matou〜纏う〜』
を主宰しております、
きものlifeコンサルタント二宮千枝と申します。

数ある教室の中から、matouに興味を持っていただきまして、
誠にありがとうございます。

私の父は、呉服関係の仕事をしてまして、
身近に着物があった・・・

というと、子供の頃から「着物が大好き」と思われるかもしれませんが、
実際には、その逆!中学生の頃には洋楽や海外ドラマにハマり、
高校時代はカナダに短期留学。
青山学院大学文学部英米文学科を卒業後、
インポートの靴をメインで扱うショプに就職。
その後、人材系の営業に転職した後
二人目の妊娠を機に退職し、専業主婦として7年間過ごして参りました。

そんな私がなぜ教室を開業することになったのかをお話したいと思います。
最後までお付き合いいただけると嬉しいです。

目次

キャリアからのドロップアウト

かつての私は、仕事が大好きで、キャリアにもやりがいを感じていました。
6年間、ショップで店長として女性のスタイリングを提案し、
その後は人材系企業で6年間、女性のキャリア支援に携わってきました。

けれど、結婚と出産、そして夫の転勤。
それまで築いてきたキャリアを手放し、「自分で稼げない」「自分の時間もない」日々の中で、
少しずつ自信を失っていったのです。

知らない土地での2人の子育ては忙しく、
母親・妻として一生懸命過ごしました。

それはとても充実していたはずなのに、
ある日、自分が空っぽであることに気付き愕然としました。

キャリアからドロップアウトして落ちこぼれてしまったような感覚と
社会から切り離され取り残されているような感情に襲われるようにもなりました。
この頃は、ワーママがとても眩しかったです。

そんな私の心に、ふたたび火を灯してくれたのが、“着物”でした。

着物を着ることが 自分を取り戻す時間に

最初は、「自分で着られるようになりたい」
そんな小さな想いから通い始めた着付けのレッスン。

でも、着物を自分で着て、背筋が伸びて、
鏡の中の自分が少しずつ“好き”になっていく——
その感覚は、私にとって新しい人生のスタートでもありました。

キレイになることで、心が整い、行動が変わり、
やがてまた「仕事がしたい」「誰かの役に立ちたい」と思えるようになったのです。


茶道とともに、「私を整える時間」

着物に出会ったことで、私の中にもうひとつ芽生えたのが「和の心」でした。
現在は、表千家でお茶のお稽古を続けながら、テーブルスタイル茶道の講師としても活動しています。

お茶を点てる時間、静かに呼吸を整える時間は、
毎日が忙しく過ぎる現代だからこそ、大切にしたい「心のゆとり」。

着物をまとうことも、お茶をいただくことも——
どちらも、「私を丁寧に扱う」ことにつながっていると感じています。

似合うを知れば、人生は動き出す

インポートショップで店長として女性のキレイのお手伝いをしてきた経験と、
人材系企業で女性のキャリア支援をしてきた経験、
そして自分自身の変化を通じて私は確信しています。

女性は「自分に合うもの」を知った瞬間から、人生が動き出す。

そして、「私にもできる」と思えた瞬間から、新しい未来に踏み出せるのだと。

私の教室『matou〜纏う〜』では、
着物の基礎から、自分らしい着姿、そして仕事に活かすステップまでをサポートしています。

着物を通して、キレイに。
キレイが自信に。
やがて、あなたらしい人生へ。

まずは、小さな一歩から

「着物って特別なもの…」
そう思っていた私だからこそ、お伝えできることがあります。

少人数で丁寧に、今のあなたに合ったペースで。
あなたの「変わりたい」を、ここから一緒に始めませんか?

長文を最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

着物の着方とテーブル茶道のお教室
『matou〜纏う〜』

きものlifeコンサルタント 二宮千枝

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