講師プロフィール

はじめまして。

着物の着方とテーブル茶道の教室 『matou〜纏う〜』
を主宰しております二宮千枝です。

数ある教室の中から、matouに興味を持っていただきまして、
誠にありがとうございます。

私の父は、呉服関係の仕事をしてまして、
身近に着物があった・・・

というと、子供の頃から「着物が大好き」と思われるかもしれませんが、
実際には、その逆!中学生の頃には洋楽や海外ドラマにハマり、
高校時代はカナダに短期留学。
青山学院大学文学部英米文学科を卒業後、
インポートの靴をメインで扱うアパレルショプの
渋谷、原宿、代官山、横浜の店舗で責任者をしていました。

毎日、インポートの商品に囲まれて、海外ファッションから裏原まで
常に、ファッションを感じていました。

そんな私が、なぜ和に目覚め、大和撫子になりたいと思ったのか?

教室を開業することになったのかをお話したいと思います。
最後までお付き合いいただけると嬉しいです。

目次

キャリアからのドロップアウト

アパレルとリクルートグループで法人営業としてキャリアを積んだ後、
結婚・出産・育休を経て、職場復帰した時のことです。
意気揚々と戻った職場でしたが、
復帰後も数字を追いかけてハードに働く中、気づけば毎日のように延長保育。
当時は保育料の助成もなく、頑張って働くほど
保育費の負担が重くのしかかるジレンマにも陥っていきました。

子供を犠牲にしているのでは?という罪悪感から
家事も仕事も頑張る毎日。
日に日に、自分で自分を追い込んでいたように思います。
そんな中で、主人の転勤が決まり、退職の理由ができました。

「これで時間に追われなくて済む」
「子供の成長を側で見られる」とホッとした自分がいました。

知らない土地での2人の子育ては忙しく、仕事への熱量をそのまま家庭に向けて
母親・妻として一生懸命過ごしました。

それはとても充実していたはずなのに、
ある日、自分が空っぽであることに気付き愕然としました。

キャリアからドロップアウトして落ちこぼれてしまったような感覚と
社会から切り離され取り残されているような感情に襲われるようにもなりました。
この頃は、ワーママがとても眩しかったです。

スーツが似合わない!買いたい洋服がわからない…

仕事を辞めて7年、次女の入学式用の参列服を選んでいると
以前は違和感なく着ていたフォーマルスーツがことごとく似合わない…。
ちょっと前までお気に入りだったスーツに全くときめかない…。

もちろん、私は主役ではないのでキラキラする必要はないのですが
そこは幾つになっても女子ですから
自分がときめく服装で、参列したかったのです笑

ですが、買いに行こうにも、何を選んだらいいのか
自分の着たい服すら、わからなくなっていました。

入学式に行くために気に入らないものを買うのも勿体無いと、
苦肉の策で母の着物を引っ張り出し、着付けてもらいました。

すると、、、あれ??

着物を着たその瞬間に、洋服とは違うトキメキとワクワク
背筋がピンと伸び、晴れやかな気持ちになったのです。

この時初めて、着物は、華やかさと落ち着きをあわせ持ち
年齢に関係なく女性を綺麗に見せてくれる、最高の衣服
だと気づきました。

ワードローブにキモノとトキメキを

この日から、着物のトリコになりました。

そして、20代の頃、友人の結婚式に振袖で行ったときに
周りの方から褒められ、新婦のご家族からは
「わざわざ振袖で来てくれて、ありがとう。会場が華やかになるわ」」
と感謝されたことを思い出しました。

さらに、カナダの学校での授業の際に
浴衣の着方をレクチャーしたら、大喝采をいただいたことも。

グローバル社会の現代だからこそ、着物を着るべきなのかも!

「今後は、入学式も卒業式も、自分で着付て着物で出席できるようになろう!」と
思い切って着付け教室に申し込むことにしました。

そこからは
「着物ってすごい!よく見るとこの刺繍は何?この染めは何?」
と気になることが沢山で、好奇心が止まらず、
仕事を辞めて7年、初めて、私自身がやりたいことに出会いました。

着物のおかげで、トキメク毎日に変わったのです。

想像以上に盛り沢山な着付けスクール

ただ、習っってみて気づいたのは、
お稽古でその場はわかった気がするのですが、
家に帰って着てみようと思っても、ポイントを思い出せなくて上手に着られない。

次のレッスンでは、また記憶がリセットされて、1から出直し。
文字だらけのテキストを見ても、いまいちよく分からず。

着られるようになっても、苦しかったり、気崩れたりで
自分で着付けて自信を持って出かけられるようになるまで
想像以上に時間がかかりました。

自分の着付けはもちろん、子供の着物から袴、振袖、
男性の袴から座学まで、結局5年の月日と、
想定していた以上の費用がかかりましたが
最後まで学びきり講師として資格を取得することができました。
(そして何より販売会が嫌でした…)

喜びと共に、
「短期間で上達したかった」「男性の袴の着付は私に必要だったのだろうか?」
「お着物の販売が怖い」など
”こうだったら良かったのに”をぼんやりと考えていました。

茶道が心を整え自分を取り戻す時間に

その後、着物を着てお出かけする場所が欲しいという
単純な理由で

テーブルスタイル茶道「椿の会」で茶道を学び始めました。

静かな時間…お湯が沸く音に耳を傾ける…日常にいながら感じる非日常
それだけで心が落ち着き、整っていくのを感じました。

知らず知らずに、時間に追われてイライラしたり、
できない自分ばかりに目を向けて落ち込んだり。。。

自分では大丈夫と思っていても、心が疲れ気味だったのです。

静かにお茶をいただくと、不思議と「私、頑張ってるな」と
自分を肯定できるようになっていきました。

着物を着ていくTPOを考えたり、お茶を点てて差し上げるお客様に
思いを寄せたり・・・
相手を想うことが自分を労る時間になり得たのです。

とても不思議ですよね。
相手を想う時間が自分を癒すなんて・・・
その経験から
どんどん和のお稽古に魅せられていきました。

もっともっと日本の事が知りたい!

日本の四季の移ろいの美しさに目がいき、
周りに生かされていることへの
感謝の気持ちが深く湧き上がる


自分の気持ちに余裕が無さすぎて、今まで当たり前にあったものが、
全く見えていなかったことに気付かされました。

お茶を点てることで
忙しい日常に句読点をつけて、自分に戻ることができる。
とても大切な時間になっています。

短期間で着付けも、茶道も楽しめる教室を作りたい

そして、驚いたのは、
椿の会では
たった5回のレッスンで、
考えていたよりもお手頃な価格で
資格を取得することができたのです。

茶道といえば、何十年もお稽古を繰り返し
やっと一人前になるものと思い込んでいたので
衝撃的でした。

もちろん、伝統茶道は歴史も深く
学ぶべきことがたくさんあり、
時間をかけて学ぶ価値や意味があります。

ですが、最初から
何十年も学ぶことが前提となると
お若い方や、主婦が始めるのは、
金銭的にも時間的にも、ハードルが高く感じてしまいます。

最初は、テーブルスタイル茶道から始めて
もっと学びたいと思ったら、伝統茶道へ進む・・・

正座が苦手な人も、茶道に挑戦する機会を持てる・・・

私のように「ちょっとやってみよう」と
気軽にスタートを切ってみたい方に
テーブルスタイル茶道をお勧めしたい!!
と思うようになっていくとともに、、、

「そうだ!着付けだって、短時間で、一人で着られるように
 できるはず!

 着付けも、茶道も、気軽に短期間で楽しめるようになれる
 そんな教室を作りたい!」

これが私の新たな夢になったのです。

着付けも茶道も”短期間&明朗会計”で気軽に始めてほしい

現在では、
着付けは、オリジナルの動画付き教材を作り
たった6回で名古屋帯を結んでおでかけレベルの着付けが叶い
さらに6回で袋帯を結んでフォーマルな着付けまで

完全マスターしてもらえるカリキュラムをご提供しております。

そして、テーブルスタイル茶道 椿の会の
認定資格講座と通常のお稽古を開講しております。

生徒様には、
「短期間で自宅で一人でできるようになった!」
「自分に似合うコーディネートがわかって周りからも褒められた!」
「必要なことを選んで学べて時間とお金の節約になった」
「時間が経っても色褪せない、教養と
 マナーが身について、自信が持てるようになった」
と喜んで頂き、
私も念願が叶い嬉しく思っております。

いつからでも何歳からでもスタートできる

私自身、子供の手が少しずつ離れてきて
ようやく、夢の実現に向けて
教室の開業をすることができました。

新しいことをスタートするのには
下調べをしたり、一歩踏みだす勇気が必要ですよね。

私の場合は、半歩だけ踏み出したら
素敵な先生や仲間との出会いがあり、導かれて
今では、スタートした時には考えられなかった
教室開業の夢を叶えることができました。

もし、
着付けや茶道、和のお稽古に少しでも興味があったら
体験レッスンもご用意してますので、
気軽に教室を覗きにきてください。

もちろん、オンラインもOKです。

ご一緒に、楽しく大和撫子を目指しましょう!
お待ちしております。

長文を最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

着物の着方とテーブル茶道のお教室
『matou〜纏う〜』主宰 二宮千枝

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